昨日は思った以上に雪が降り、風も強く大変な一日になりましたね。
皆さん、大丈夫でしたでしょうか?
ただ、今朝外に出ましたら意外と雪が溶けていて一安心でした。
双実堂コーヒーは今週月曜火曜とお休みをいただいております。
明日からまた張り切って営業いたします!
今週は金曜日からニカラグア ロス・アルティプラノス農園のコーヒー豆を販売開始します。
ニカラグア共和国は中米にあり、ホンジュラスやコスタリカに挟まれています。
国土面積は日本の1/3ほどの広さで、国の中心部には火山をともなう山岳地帯が広がり、ニカラグアコーヒーは主にこの山々で育てられています。
コーヒー豆には数多くの品種がありますが、今回はパカマラという品種のコーヒー豆です。
これまで何回かパカマラの豆を販売してますが、とても大粒の豆です。
パカマラは、マラゴジッペ種とブルボン種の突然変異で生まれたパーカス種と呼ばれる品種を人工交配させ誕生しました。
パーカスとマラゴジッペ、二つの名前の一部をとってパカマラと名づけられました。
今までパカマラの豆を体験してきて感じたことは、
・酸味は明るくジューシーというよりは穏やかでなめらかな酸味
・まろやかな口あたり
・華やかさ、スパイシー、ナッツ、さまざまな風味
・マイルドなコクと少し厚みがあるが重くはないボディ
・ものによってはワインのような、トロピカルフルーツのような
このような印象があります。
そして最初は少し焙煎に悩む品種です(*´Д`)
エル・サルバドルで開発され、主にグアテマラ、ニカラグア、コスタリカなどで栽培されています。
他にもパカマラを栽培している国はあるんでしょうけど、私は上の4カ国しかまだ体験していません。
今回販売しますロス・アルティプラノス農園の農園主はリカルド・クアドラ・ファハルドさん。
100年以上にわたってコーヒー生産に従事してきた家系で、リカルドさんも家族が所有する農園を代々管理してきた生産者です。
ロス・アルティプラノス農園は、2006年にリカルドさんが自身の農園として購入しました。
この農園はニカラグアコーヒーの名産地、ヒノテガという地域のダタンリ自然保護区の山間部にある秘境で、当時農地を探していたリカルドさんは初めてこの土地を訪問した時に、素晴らしい景観と風土、そして生態系の豊かさに魅了され、迷うことなくこの土地を選んだそうです。
蝶や鳥が行き交い、森と渓流をのぞむ大自然の中で育まれたロス・アルティプラノス農園の個性豊かなパカマラを是非お楽しみください!
いつもご利用いただきありがとうございます。